よく使うdocker-composeコマンド一覧

最近、Docker と Vagrant とさまざまな環境で構築することが多く、頭が整理できていない時や Vagrant で作業をしていたと思いきや、Docker 環境を急いで立ち上げなきゃって時に、ついつい忘れがちだけどよく利用するコマンドを書いていきたいと思います。

設定確認

設定内容を確認するコマンドです。
docker-compose.yml で書かれてる設定内容が表示されます。


$ docker-compose config

services:
  app:
    build:
      context: /projects/docker/php
    depends_on:
    - db
    environment:
      TZ: Asia/Tokyo
    volumes:
    - php-fpm-socket:/var/run/php-fpm:rw
    - /projects/src:/var/www/html:rw
  db:
    command:
    - mysqld
    - --character-set-server=utf8mb4
    - --collation-server=utf8mb4_unicode_ci
    environment:
      MYSQL_DATABASE: database_name
      MYSQL_PASSWORD: user_pass
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: root_user_pass
      MYSQL_USER: user
      TZ: '"Asia/Tokyo"'
    image: library/mariadb:10.5.9
    ports:
    - 13306:3306/tcp
    volumes:
    - db-store:/var/lib/mysql:rw
  db-test:
    command:
    - mysqld
    - --character-set-server=utf8mb4
    - --collation-server=utf8mb4_unicode_ci
    environment:
      MYSQL_DATABASE: database_name_test
      MYSQL_PASSWORD: user_pass
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: root_user_pass
      MYSQL_USER: user
      TZ: '"Asia/Tokyo"'
    image: library/mariadb:10.5.9
    ports:
    - 13307:3306/tcp
    volumes:
    - db-test-store:/var/lib/mysql:rw
  web:
    depends_on:
    - app
    environment:
      TZ: Asia/Tokyo
    image: library/nginx:1.18
    ports:
    - 80:80/tcp
    volumes:
    - /projects/docker/web/default.conf:/etc/nginx/conf.d/default.conf:rw
    - /projects/src:/var/www/html:rw
version: '3.0'
volumes:
  db-store: {}
  db-test-store: {}
  php-fpm-socket: {}

バージョン確認

バージョンを確認するコマンドです。
docker-compose のバージョンが表示されます。


$ docker-compose version
docker-compose version 1.22.0, build f46880f
docker-py version: 3.4.1
CPython version: 3.6.4
OpenSSL version: OpenSSL 1.0.2o  27 Mar 2018

コンテナ起動

コンテナを作成して起動するコマンドです。
オプションで -d をつけることでバックグラウンドで実行することができます。
また、オプションで –build をつけることで起動前にイメージも構築します。


$ docker-compose up

サービス起動

サービスを開始するコマンドです。
※これは既にコンテナがある状態でなければなりません。


$ docker-compose start

コンテナ停止

コンテナを停止するコマンドです。
docker-compose.yml に書かれているサービスをもとにコンテナを停止し、そのコンテナとネットワークを削除します。
オプションで –rmi all をつけることでイメージも削除してくれます。


$ docker-compose down

サービス停止

サービスを停止するコマンドです。


$ docker-compose stop

コンテナを再起動

コンテナを再起動するコマンドです。


$ docker-compose restart

コンテナへのログイン

コンテナへログインするコマンドです。
指定したサービスのコンテナにログインすることができます。
引数にはサービス名と実行するコマンドを指定して実行します。
※以下は、webというサービス名のコンテナにログインします。


$ docker-compose exec web bash

コンテナ一覧表示

コンテナ一覧を表示するコマンドです。
起動中のコンテナの一覧を表示することができます。


$ docker-compose ps

ついつい忘れがちな docker-compose コマンド一覧