CentOS7 に PHP7.3 をインストールしていく手順です。
環境
・CentOS7.2
・PHP7.3
インストール状況確認
以下のコマンドにて、現在インストールされている PHP のバージョンを確認していきます。
・PHP インストール確認
$ rpm -qa | grep php
・PHP バージョン確認
$ php -v
bash: php: コマンドが見つかりません
※今回の環境には、インストールされてませんでした。
もし、インストールされていて、削除する場合には以下のコマンドにて削除を行います。
yum remove php-*
yum でのインストール可能バージョンチェック
デフォルトの yum でインストール可能な PHP のバージョンを確認します。
$ yum list --showduplicates | grep php
・・・
php.x86_64 5.4.16-46.el7 base
・・・
デフォルトの yum でインストール可能なバージョンが 5.4 となっている為、Remi リポジトリからインストールしていきます。
※Remi で提供されているソフトウェアをインストールする為には、 EPEL リポジトリも必須要件となっていますので、EPEL のリポジトリの追加後に Remi のリポジトリを追加していきます。
EPEL リポジトリ 追加
# EPELをインストール
$ sudo yum install epel-release
# yumを更新
$ sudo yum update
Remi リポジトリ 追加
# Remiをインストール
$ sudo yum -y install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
# yumを更新
$ sudo yum update
PHP7.3 インストール
remi リポジトリから PHP7.3 と依存ライブラリ、必要ライブラリをインストールします。
$ sudo yum -y install --enablerepo=remi,remi-php73 php php-devel php-mbstring php-pdo php-gd php-xml php-mcrypt
PHP バージョン確認
コマンドにて、PHP のインストールとバージョンを確認します。
$ php -v
PHP 7.3.9 (cli) (built: Aug 27 2019 22:52:39) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.9, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
バージョン 7.3 がインストールできていることが確認できました!
次回は PHP の基本設定を行っていきます!
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