CentOS7 からは、デフォルトのデータベースが MySQL だったのが MariaDB に変更になっており、今後、MariaDB も主流になってくる可能性もあるので、今回は、CentOS7 へ MariaDB の最新版をインストールしてみたいと思います。
環境
・CentOS 7.2
・MariaDB 10.4
インストールバージョン確認
インストールされているバージョンを確認していきます。
$ rpm -qa | grep mariadb
mariadb-libs-5.5.44-2.el7.centos.x86_64
すでにインストールされている旧パッケージを削除します
$ sudo yum remove mariadb-libs
yum でのインストール可能バージョンチェック
$ yum list | grep -i mariadb
mariadb-server.x86_64 1:5.5.60-1.el7_5 base
デフォルトの yum でインストール可能なバージョンが 5.5 となっている為、MariaDB の本家からインストールできるようにリポジトリを準備していきます。
リポジトリインストール
$ curl -sS https://downloads.mariadb.com/MariaDB/mariadb_repo_setup | sudo bash
※バージョンを指定する場合
$ curl -sS https://downloads.mariadb.com/MariaDB/mariadb_repo_setup | sudo bash -s -- --mariadb-server-version=mariadb-10.
※その他のオプションについては、以下をご参照ください。
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-package-repository-setup-and-usage/
MariaDB 10.4 インストール
$ sudo yum install MariaDB-server MariaDB-client
MariaDB バージョン確認
$ mysql --version
mysql Ver 15.1 Distrib 10.4.7-MariaDB, for Linux (x86_64) using readline 5.1
バージョン 10.4 がインストールできていることが確認できました!
次回は初期設定を行っていきます!!
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